健康と病気、症状

下剤

便秘が何日も解消されず、お腹が張ったり痛くなったり、頭痛やめまいなど苦しい状態が続くと、どうしても薬に頼りたくなります。

薬といえばすぐに下剤が思い浮かぶかもしれませんが、下剤にもさまざまな種類があり、間違った使い方をすると、体力が落ちたり、かえって便秘が習慣化したりと悪影響もでてきますので注意が必要です。

 

一般に言う下剤とは、腸の運動を活性化させることで便などの排泄を促進させるための薬や、便をやわらかくする薬のことをいいます。便秘の時によく使われるので「便秘薬」ともいわれています。

下剤はその効果の強さにより緩下剤(かんげざい)と峻下剤(しゅんげざい)に分類されます。

 

緩下剤(かんげざい)とは作用が比較的弱めで、緩やかな下剤のことです。

現在、薬局などで便秘薬として市販されている下剤や、病院で処方される下剤の多くはこの緩下剤になります。

腸のぜんどう運動が低下して起こる弛緩性の便秘には効果が期待できますが、逆に腸の運動が過敏になり起こるけいれん性便秘には使用できない下剤もありますので、安易に判断せず、医師や薬剤師などに相談してからの使用をお勧めします。

 

峻下剤(しゅんげざい)とは下剤のうち最も作用が強い下剤です。

比較的短時間(2~6時間)で効果が現れますが、下痢や腹痛なども起こしやすくなります。

また、常用によって習慣性も起きやすい下剤ですので、必ず医師や薬剤師に相談のうえ使用しましょう。

 

いずれにせよ、便秘の症状によって薬の効果は違ってきますので、正しい知識を身につけきちんと使い分けましょう。

 

 

 

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