健康と病気、症状

アーカイブ : 2009年03月

ウイルスが原因の子どもの病気―突発性発疹・水ぼうそう

乳幼児は、様々な病気に気をつけなければなりません。

対策として、子どもがかかりやすい病気を知っておきましょう。

・突発性発疹

赤ちゃんが最初にかかる病気として知られているのが、突発性発疹です。

90%の赤ちゃんが1歳未満でかかります。

ヒトヘルペスウイルス6型もしくは7型が原因で起こります。

突然38度以上の熱が出て、その熱が3~4日続きます。

そして、熱が下がってから全身に赤い発疹が現れて、突発性発疹であるとわかります。

高熱の割には、赤ちゃんは元気で副作用の心配の少ない病気ですが、熱性けいれんを起こす場合もあるので、注意が必要です。

また、赤ちゃんの初めての高熱が必ずしも突発性発疹とは限りません。

麻疹など、他の高熱の出る病気の可能性も考えておくことが必要です。

この病気に関する予防は特にありません。

治療法は、症状に合わせた対症療法が中心となります。

・水ぼうそう(水痘)

帯状疱疹ウイルスが原因で起こる感染症です。

ウイルスに感染してから発症するまでの潜伏期は平均14日です。

ウイルスの感染力が強いので、兄弟などでうつりやすい病気です。

保育所や幼稚園での集団感染が多いのが特長です。

赤い発疹が発熱と同時に出ます。

この発疹1つ1つが水疱となり、かゆみが出てきます。

このため、かゆくて水疱を掻きこわしての化膿を防がなくてはなりません。

この水疱が、かさぶたとなります。

感染力が大きいので、幼稚園や学校に行ってよいかの判断は必ず医師の判断を仰ぎましょう。

水ぼうそうにかかると2度はかかりません。

しかし、水ぼうそうが治った後もウイルスが残っていて、顔や背中などの神経に沿って帯状の発疹ができて痛みを伴う帯状発疹を起こすことがあります。

予防の対策として、ワクチン接種が可能です。

感染性胃腸炎

感染性胃腸炎とは、ウイルスや細菌の感染によって起こる嘔吐や下痢などの症状を起こす病気の総称です。

毎年、秋から冬にかけて流行しますが、冬の感染性胃腸炎はノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルスなどのウイルスが主な病原体であり、夏は細菌を主な原因としています。

晩秋から年末にかけての感染性胃腸炎は、ノロウイルス感染が多く、年が開けて1月~4月までは、ロタウイルス感染による発症が多くなります。

細菌系には、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌、サルモネラなどがあります。

また、寄生虫も感染性胃腸炎の原因となります。

このように、一口に感染性胃腸炎と言っても、原因になる病原体に様々な種類がある病気なのです。

ノロウイルス感染症やロタウイルス感染症は、感染性胃腸炎に含まれます。

ロタウイルス感染症の場合は、下痢の便が白く、仮性小児コレラとも呼ばれていました。

ノロウイルスもロタウイルスも、感染力が強いうえに、子どもやお年寄りが感染すると重症化する危険性が大きくなるので、注意が必要です。

感染性胃腸炎の対策には、手洗いや食品の加熱などを心がけましょう。

下痢や嘔吐の症状が出ている人は、特に食品を取り扱う仕事に従事している場合、作業を控える必要があります。

そして、二次感染防止のため、感染した人の便の処理などを取り扱う際、使い捨ての手袋を用いるなどの対策を講じてください。

汚物や吐しゃ物は乾燥するとウイルスが舞ってしまうので、乾燥させないように、処理しなければなりません。

ウイルスと空気清浄機

空気清浄機は、花粉やダニ、埃やニオイを取り除く家電です。

フィルターを通して、空気中の花粉などを取り除く機能のものと、チリや埃をイオン化して捕集する機能のものなどがあります。

空気清浄機は、花粉症などアレルギーへの対策として効果がある家電ですが、最近は、細菌やウイルスを取り除く空気清浄機も販売されています。

三洋電機では電解水の力で脱臭・ウイルスなどの抑制を行う「ウイルス・ウォッシャー」機能付きの加湿空気清浄機や空気清浄機を販売しています。

電解水をミスト化して、部屋の隅々へ送り、ウイルスや花粉、浮遊菌などの除菌・抑制を行います。

そして、アレルブロックフィルターでウイルスや花粉、カビなどを捕まえ、除菌・抑制を行います。

象印の加湿空気清浄機PD-AS12は、集塵・除菌脱臭フィルターがカビやウイルスの活動を抑制、浮遊菌を除去すると同時に、除菌加湿フィルターで浮遊菌の繁殖を抑制します。

日立の多機能空気清浄機「クリエア7」は、HEPAフィルターが花粉やダニ、ウイルスをしっかりと捕まえます。

さらに、ホルムアルデヒドまで脱臭、加湿、衣類乾燥などの機能もある空気清浄機です。

シャープのKIREION(キレイオン)シリーズの加湿空気清浄機・空気清浄機は、プラズマ放電によるイオン放出でカビ菌やウイルスを分解・除去するプラズマクラスター技術を用いています。

さらに、富士フイルムの空間清浄機KPD1000は、インフルエンザ抗体を塗った抗インフルエンザフィルターが使われています。

病気の原因となるウイルスへの対策として、このように様々な空気清浄機が販売されています。

用途に応じて、どのような機能があるのかを確かめて、空気清浄機を選ぶことは、病気への対策の1つとなります。