健康と病気、症状

アーカイブ : 2009年05月

食物繊維の多い食品

便秘解消のためには必須の食物繊維ですが、ビタミンや鉄分などのように、強化された食品はそれほど多くはありません。

豊富に含む食品を積極的に食べることで、一日の摂取量をコツコツと増やしていきましょう。

ここでは、食物繊維の豊富な食品をご紹介します。

 

穀類では麦に多く含まれますので、いつものご飯に麦を少し加えてみてはいかがですか。

また、ご飯は精白米よりも玄米や胚芽米にした方が食物繊維量はぐっと増えます。

今流行の雑穀米もお勧めです。

 

豆類にも豊富に含まれます。

いんげんやグリンピースなど、豆として食べる食品のほか、豆腐やおから、納豆やきな粉など大豆を使った加工食品も上手に取り入れましょう。献立のマンネリ化防止にもなります。

豆類は良質たんぱく質も多く含みますので、毎回の食事に必ず一品は取り入れたい食品です。

 

いも類といえば、こんにゃくが有名ですね。

さつまいもやじゃがいもにも多く含まれます。いも類は料理法もたくさんありますので助かりますね。

 

野菜類ではほとんどの野菜に含まれていますが、淡色野菜よりも緑黄色野菜に多くなっています。

色の濃い野菜を多く使えば食卓も鮮やかになりますね。

 

果物もたいていの果物に含まれますが、干柿やプルーンなどのドライフルーツには特に豊富です。

ただ、ドライフルーツはカロリーも高めですので、一度にたくさん食べる事はさけましょう。

 

地味なイメージではありますが、海藻類やきのこ類は特に豊富です。

海藻類というと昆布やわかめを思い浮かべますが、寒天やひじきも海藻類です。

これらの食品はカロリーも少ないので体重を気にされる方にもお勧めです。

お味噌汁には必ずわかめを入れるなど、いつもの献立に少しずつ加えてみてはいかがですか。

 

便秘解消に食物繊維

便秘になると、イライラしたり、お腹が張ったりという不快症状はもちろんですが、腹痛や腰痛、頭痛や肩こり、にきびなどの肌荒れ、不眠やめまいなどの症状を訴える人も少なくありません。

また、大腸や直腸のポリープやがん、腸閉塞などの重大な病気を引き起こす可能性もあります。

そんなトラブルの原因となる便秘を解消してくれるものの一つに食物繊維があります。

 

食物繊維は便の量を増やし柔らかくするため、腸のなかの通過時間を短くさせる働きを持っています。

食物繊維が足りなくなることで便が硬くなり、そのために腸内で停滞したり、便を押し出すことが難しくなったりして便秘になってしまうのです。

 

食物繊維とは、人の消化酵素では分解されにくい性質を持つ食品成分の総体で、代表的な食物繊維としては、野菜などに含まれるセルロース、ペクチン、動物性食品に含まれるものではチキンなどがあります。

食品では、穀物・いも類・野菜類・きのこ類・果物・海藻類などに多く含まれています。

 

最近流行の雑穀米は、精白米に比べて10倍以上の食物繊維を含んでいるとも言われています。

食生活の改善と聞くと難しそうなきがしますが、いつもの食事を少し見直すだけで、便秘解消に繋がりそうですね。

 

尚、食物繊維摂取が有効な便秘は、大腸のぜんどう運動が弱いために起こる弛緩性便秘です。ストレスなどにより大腸が緊張することで起こるけいれん性便秘の場合、食物繊維の摂取は逆効果になることもありますので注意してください。

 

ぜんどう運動を刺激する

ある調査結果では女性の約半数が便秘であると答えているそうです。

多くの女性が苦しんでいる便秘ですが、その解消方法は千差万別で、今まで多くの解消法を試してみたけれどどれもイマイチ・・という方もいらっしゃるかと思います。

一概に便秘といってもその原因により解消法も違ってきます。

間違った解消法でさらに便秘を深刻にしてしまうこともありますので注意が必要です。

 

便秘の種類として一番多く挙げられるのが、「弛緩性」便秘といわれるものです。

これは、腸のぜんどう運動が弱まることで腸内での便の通過時間が長くなり、腸での便の水分の吸収が増加するために便が硬くなり、便秘を起こさせるものです。

また、腹筋などの筋力が弱まり、排便時に腹圧をかけられなくなることも原因になります。

ということは、このタイプの便秘は腸のぜんどう運動を正常に戻してやれば解消されやすくなるわけです。

そのためによく耳にするのが、食生活の改善や適度な運動ですね。

便の量を増やす食物繊維を多く含む食品を積極的に取り入れたり、冷たい水や牛乳など適度に取ることは腸へ刺激を与えてくれます。

水分は便を柔らかくすることにも効果があります。

 

毎日の食事を見直すことで少しずつでも便秘解消に向いていくと思います。

食生活の改善はできても運動する時間なんて持てないわ、という方は、朝起きた時やトイレに入る前の少しの時間に、身体をひねったり屈伸してみましょう。

それだけでも腸に刺激をあたえ、ぜんどう運動をうながすことになります。