これまで赤ちゃんのかかりやすい病気や予防法などの話をさせていただきました。
病気になれば病院に連れて行き、薬を処方してもらい、薬を飲むということが一番大事な治療法ではありますが、私はその他にもうひとつ病院では処方してもらう事が出来ない大事な薬があると思っています。
この薬はかなり効果がありますが、他の誰でも入手できるものではありません。
この薬は効くという保証はないものの、時には病院で出される薬よりも効果を発揮します。
その薬とは、ママの愛情です。
子供のころお腹が痛いとき、頭が痛いとき、ママの手にさすってもらうと治ったという経験がある方は少なくないでしょう。
自分でさすっても痛みが引かないのに、ママの手でさすってもらうと痛みが引く。
これは気持ちの問題だけではないと思います。
ママの良くなってほしい、治してあげたいという気持ちが眼には見えない薬となって病気へ届くのではないでしょうか。
つまり、ママの愛情が最高の特効薬ということです。
恋人間や、友達間にも愛は存在しますが母が子を想うという愛こそ疑いのない無償のものではないでしょうか。
どうかお子様が不運にも病気になってしまったときは、この無償の愛のお薬を自身の手で処方してみてはいかがでしょうか?
その薬ならいくらでも際限なく与えることができます。
いくら与えても副作用はありません。
どうか愛のお薬をたくさん与えてください。
これを御覧になった方々と、これからご覧になる方々がいつまでも幸せでいられますようお祈り申し上げます。
今回は赤ちゃんが、病気にかかったときの看病についてご紹介します。
おそらくは、赤ちゃんが大人になるまでママであれば、一度は通る道ではないでしょうか。
赤ちゃんが病気にかかった時は、お医者さんの指示に従うことは当たり前ですが、実際に看護するのは一番身近なママではないでしょうか。
こんな時こそ、普段にもましてあたたかいスキンシップをして赤ちゃんを癒してあげたいものです。
赤ちゃんが病気にかかったら、タバコなど害になるものは一緒のへやにいる場合は控えましょう。
赤ちゃんのいる部屋の室温は夏場なら25度から28度にし、冬場なら18度から20度に保ちましょう。
乾燥しすぎているときは、加湿器なども使用して部屋の湿度を上げてください。
それから、体温計を使用するときも注意が必要です。
赤ちゃんはもともと体温が高いので、泣いた後やおっぱいを飲んだ後など刺激のあとは少し時間を空けてから測ってください。
また、赤ちゃんは体内の調節機能が未発達なために着すぎていることで体温が上がることもありますので、このあたりの配慮も必要となります。
服装にも注意し、温度計を使うときは動いたりして正確な体温を測れないということがないようにママ自身が体温計を固定させて正確な体温を測りましょう。
また、赤ちゃんを温める場合の注意ですが、温めれば良いというものではありません。
赤ちゃんはまだ、自己主張ができませんから察してあげるしかないのです。
湯たんぽや電気あんかを使用する際は、まずママやパパなど看病する大人がどの程度の温かさや暑さを感じるか一度試してから使いましょう。
火傷などの危険がありますから、必ず試してから赤ちゃんを温めてあげましょう。
赤ちゃんには予防接種が必要です。
これは、赤ちゃんが実際にその病気に感染しないようにあらかじめ免疫をつけさせることが目的となります。
ほとんどの自治体で費用を負担しており、無料で受けることができます。
予防接種に使われるワクチンには3種類あります。
生ワクチン、不活化ワクチン、トキソノイドです。
生ワクチンとは、定期接種で一番多いもので、病原微生物の毒を弱めたものです。
ツベルクリン反応やBCGワクチン、ポリオワクチン、麻疹ワクチン、風疹ワクチン、おたふくかぜワクチン、水痘ワクチンなどです。
不活化ワクチンとは、何度か接種の必要があるもので、病原微生物の毒をなくしたものです。
日本脳炎ワクチン、インフルエンザワクチン、三種混合ワクチンなどです。
トキソノイドは、発病の原因となる細菌の毒を取り除いたものです。
予防接種には、任意接種と定期接種がありますので、それぞれの種類や注意事項などをよく確認しましょう。
また、都合が悪くなったり接種当日具合が悪くなったりした時は、きちんと保健所や予約した病院に電話をしてあらためて予約を取りましょう。
そのままの状態にしておくと予防接種を受けられなくなったり、無料ではなくなったりする場合もありますので注意してください。
当日は、体の様子をよく観察して熱がないかいつもと違ったところはないか観察しましょう。
何か気になる症状があれば、お医者さんにその旨をきちんと知らせましょう。
そして、接種後はすぐに帰らず異常が出ないかどうかをしばらく病院内で観察しましょう。
接種した日は、あまり無理をさせないようにし何か異常があらわれた場合はすぐに病院へ行くことをお勧めします。