便秘解消のためには、食事や生活を改善して便秘になりにくい柔らかな便を作る腸内環境を整えることが必要ですが、せっかくの柔らかないい便も、排便するための押し出す力がなければすんなりとは出て行ってくれません。
スムーズな排便のためには、やはり便を押し出すときに必要な腹筋を鍛える事が大事です。
とはいっても、ジョギングやスイミングなどのハードな運度を毎日する必要はありません。
普段から運動不足の人が、いきなりハードな運動を行なったりすると、逆に腰などの他の部位を痛めてしまいかねません。
お腹で呼吸する腹式呼吸を一日に何回かするだけでも効果は現れます。
仰向けの状態でお腹に手を当て、息を吸った時にはお腹が膨らみ、吐いた時にお腹がへこむことを意識して呼吸を行います。
息を吐く時は、吸うときの倍の時間をかけてゆっくりと吐ききるようにするのがポイントです。
慣れてきたら椅子に座ったままでもできるようになりますので、仕事や通勤の合間にも行ってみてください。
椅子に座ったままで出来る腹筋運動は他にもあります。
まず、 椅子に浅くこしかけ、背は背もたれにもたれさせます。
ひざを真上にもち上げたら、上半身を椅子の背もたれから起こしていきます。
呼吸を整え、ゆっくり行った方が効果的です。
慣れてきたら、上半身を起こした状態で腰をひねってみましょう。
急に激しい運動を始める事は避けましょう。
大切なのは、腰に負担の掛からないように自分のペースにあわせて、毎日続ける事です。
善玉菌・悪玉菌という言葉は多分一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。
そうです、腸内細菌の事です。
健康な人の腸内は、約20%の善玉菌と約10%の悪玉菌、そして残りの70%はどちらの性質でもない日和見菌となっていて、この日和見菌は、善玉菌が優勢の時は善玉菌に、悪玉菌が優勢となれば悪玉菌になるという性質を持っています。
これらの腸内細菌のバランスによって腸内環境も左右されているわけです。
では、便の成分の約10%はこの腸内細菌だということはご存知でしたか?
腸内細菌の善玉菌を増やすことで、便秘になりにくい柔らかな便が作られていきます。
また、善玉菌には腸のぜんどう運動そのものを活発にさせる働きもあります。
善玉菌の代表といえば、やはりビフィズス菌です。
ビフィズス菌は体内では作られませんので、食品などから摂りいれなくてはなりません。
ビフィズス菌を多く含む食品、例えばヨーグルトや乳酸菌飲料を積極的に食べましょう。
また、漬物や味噌・しょうゆなどの醗酵食品は体内のビフィズス菌を増やしてくれます。
ビフィズス菌のえさとなるオリゴ糖も、ビフィズス菌に栄養を与え増殖させる力があります。
オリゴ糖はそのままで甘味料としても売られていますが、大豆や玉ねぎ、ゴボウ、ニンニク、とうもろこし、バナナ、また、ハチミツなどの食品にも含まれています。
食事の最後には漬物を食べ、デザートとしてバナナを入れたりハチミツをかけたりしたヨーグルトをいただく。
それだけでも便秘の解消へ役立ちます。
便秘を解消するには、便意のかさを増やし柔らかくすることが大切です。
では、便って一体なにでできているのでしょうか?
正常な便は約80%が水分で、残りの約20%が固形物です。
そして、その固形物の半分は食べ物のカスで、もう半分が腸内細菌です。
では、その半分を占めている腸内細菌ってなんでしょうか?
実は便を育てているのは腸内細菌です。
人の腸内にはおよそ約1000種以上、約100兆個もの腸内細菌が存在し、そのバランスによって腸内環境を左右しています。
そしてその腸内細菌のうちの約20%が乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌で、約10%は大腸菌やウエルシュ菌などの悪玉菌、残る70%はどちらにも属さない日和見菌となります。
この日和見菌は、善玉菌が優勢な時には善玉菌に、悪玉菌が優勢になれば悪玉菌に加勢する菌です。
健康な人の腸内は、悪玉菌が増殖することを善玉菌が抑えることで、腸内のバランスを一定に保っています。
腸内で悪玉菌が増えると、タンパク質やアミノ酸などの分解が促進され、アンモニアなどの有害物質が発生します。
これにより腸の活動が低下し便が硬くなり、腸内を移動する時間も長くなってしまい、便秘が起こりやすくなります。
善玉菌を増やし腸内環境を健康的に保つことで、便秘になりにくい柔らかな便が作られていくわけです。
乳酸菌やビフィズス菌は、ヨーグルトやチーズなどの乳製品に多く含まれます。
また味噌やしょうゆ、漬物などの発酵食品はビフィズス菌を増やしてくれる働きを持っています。
これらの食品も積極的に摂取し、腸内の善玉菌を増やすことで、身体の中から便秘解消の手助けをしましょう。